「秋分の日」の23日、県内は日中の気温が上がらず、11月上、中旬の寒さとなった。前日の真夏の陽気から、一気に3カ月季節が進んだ形。冷たい雨が肌寒さを一段と感じさせた。
前橋地方気象台によると、秋雨前線が本州の南岸に停滞して天気が崩れた。県内は前線の北側になり、冷たい空気が流れ込んだためという。
前日に最高気温35?8度で「猛暑日」の館林は、23日午前0時に20?8度だった気温が日中も下がり続け、正午には16?2度。夕方まで気温はほとんど上がらず11月中旬の寒さだった。
このほか県内各地の正午の気温は、前橋17?4度(前日最高気温に比べ17?3度低)▽上里見(高崎市)17?4度(同16?8度低)▽伊勢崎17?3度(同18?2度低)▽桐生16?8度(同16?9度低)など、11月上旬並み。草津では12?2度だった。
◇戸惑う市民「長袖買いに来た」
突然の「晩秋」に、街行く人たちも戸惑い気味。JR高崎駅前をTシャツに薄手のパーカ姿で歩いていた前橋市のアルバイト、清水彩さん(28)は「窓を開けたまま寝たら、肌寒くて目が覚めた。厳しい残暑が続いていたが、いよいよ秋本番という感じ。長袖の洋服をほとんど用意していなかったので、急きょ買いに来た」。
買い物に来た高崎市の主婦、高橋里美さん(39)は「急激な気温の変化に驚いている。季節の変わり目で気温や天候もめまぐるしく変わるので、体調管理などに気をつけたい」と話した。【角田直哉】
9月24日朝刊
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引用元:RMT情報局 - RMT 掲示板
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