AMD Awardは,デジタル?コンテンツ産業の発展のために,デジタルメディアの質的向上および人材育成を目的として,2008年1月1日?12月31日の期間で発売/発表された優秀なデジタルコンテンツ/サービスの制作者を表彰するというものだ。
本年の年間コンテンツ賞「優秀賞」作品については3月12日に発表されており,NTTドコモ携帯電話の「iコンシェル」,ソフトバンクモバイルの携帯電話「iPhone3G」,Appleの「App Store」や,ゲームからは任天堂「Wii Music」,カプコン「モンスターハンターポータブル 2nd G」(PSP),TBSで放送されたTVドラマ「ROOKIES」など,さまざまなコンテンツ分野から10のデジタルコンテンツが授賞。このほか,「功労賞」「江並直美賞(新人賞)」「リージョナル賞」といった賞が発表されている。
年間コンテンツ賞「優秀賞」発表内容はこちら(PDF)
その後,上記で発表された各賞の授賞式が行われ,受賞者にモノリスが贈られていた。そして,今回の授賞式では,これら授賞作品の中から「大賞/総務大臣賞」および「AMD理事長賞」が発表されたのだ。
見事,2008年の大賞に選ばれたのは,Apple(アップルジャパン)がサービスを行う,iTunesをプラットフォームとしたアプリケーション配信システム「App Store」だ。コンテンツの制作者にはこれまでも,発表の場や流通といった大きな問題があったが,App Storeでは誰もが簡単にコンテンツのアップロード,ダウンロードが可能であり,さらに課金システムが利用可能と,流通という障害を取り除く革命的なシステムが評価されたようだ。
アップルジャパンを代表して授賞式に臨んだアップルジャパン 竹林賢氏は,「素晴らしいアプリケーションとコンテンツを提供していただいたデベロッパのおかげです」と感謝のコメントを残し,2008年のAMD Awardを締めくくった。
App Storeではすでに8億本のダウンロードが行われているとのことで,個人クリエイターの発表の場として,その利用量は今後ますます増えていきそうである。
アップルジャパン 竹林賢氏 | 鈴木氏より,鳩山総務大臣署名の賞状が贈られた |
引用元:売買 不動産 | 松山市